そろそろ盛岡近郊の渓も良いんではないかと思い、8時過ぎに家を出て根田茂川へ向かう。が、甘かった。106号を東へ向かうと、恐ろしいほど増水した本流、梁川の姿が… 先日の雨で雪代が一気に来たみたいです。上流に行けば何とか、と車を走らせるも、期待は見事に打ち消され、やむなく紫波へ抜けて岳川へ向かうことに。
　当然本流は大増水で、支流の秘密のポイントに向かったんですが、ここも凄いことになってました。しかし、いつもは水深30cm位しかない石裏の小さな巻き返しで、ライズしているイワナを発見!!　周りを見るとユスリカがたくさん飛んでいたので、とりあえず水面に浮くユスリカパターンを流してみますが反応なし。それではと、ぶら下がり系のパターンを流すと、しっぽをふりふり浮かんできてパクリ! 一呼吸置いてあわせると、グググッという確かな手ごたえ!! やった!今季初のイワナ!! と思ったのもつかの間、竿先がフッと軽くなった…｢え゛〜!? なんでぇ〜!?」（たぶん声出てたと思う） ちなみにフライはちゃんとついてました。
　その後、往生際の悪い事に達曽部まで足を伸ばし、本流ほど増水していない小さな支流を覗いてみましたが、一ヶ所だけドライに反応があったものの、結局“ボ”のまま納竿しました。（家で寝てた方が良かった?）

　今日は午後には盛岡に帰らなければならないので午前中だけの釣行。
　入渓点の橋から下流側のプールを覗いたらライズが見えたので、とりあえず流してみることに。（みんなやる場所だからなかなか出ないんだけど。） 案の定ドライには全く反応がなく、それならとピューパ（ラーバ?）を結ぼうとしたとき、底の方でパーマークのある大きな魚体が｢ゆらり｣と……何とかしてあいつを釣りたい!!
　しかし、ほとんど底にへばりついているような感じで、捕食行動をとっているようには見えません。これは口元にニンフを送り込むしかないな、と、あれこれ試してみましたが、反応してくれたのはそいつとは別のアベレージサイズのヤマメだけでした。ま、視認性の良いニンフを使ったサイト･フィッシングというのも、これはこれで楽しいんですけどね。
　結局気が付いたら2時間以上経過していて、残り時間は1時間弱。相変わらず目立ったハッチはないけどだいぶ暖かくなってきたし、昨日の反応のよさから考えても、瀬を釣り上がった方が良さそうに思えてきたので、下流の瀬に回ってみました。
　この川ではオオクママダラの姿は見ていませんでしたが、昨日の大川での件が頭にあったので、それを意識した#14パラシュートで釣り上がってみたら、思ったとおり（?）、ほんの短い区間で写真のようなヤマメが4尾も釣れてしまいました! サイズは小さくても、皆しっかりと付くべきところに付いていてくれて、こういうのってなんだか嬉しくなっちゃいますよね!
　ここで時間切れとなり納竿しましたが、もっと上まで釣り上がりたかったなぁ。次にここに来られるのはGWかな。それまでには皆もう少し大きくなっててくれるといいなぁ。
　しかし、妻の実家に行っても一人で釣りばっかりしてる俺って……

　今日は妻と娘を迎えに行きがてらの釣行。最初の鳥海川は水温が低く（6℃ほど）、ハッチもライズもないので早々に移動。
　12時頃、以前から気になっていた室根大川中流域のプールに到着すると、やっぱり、あちらこちらで静かなライズリングが広がっているじゃありませんか!!（こんなときニヤニヤしてしまうのは私だけではないでしょう。）　強風が吹き、時折ヒョウも降るという悪天候の中、そ〜っと上流側に回りこんで、ティペットについていたユスリカパターンをキャストしようとしたら、視界の隅にパタパタと飛び上がるものが…？
　それはなんと、＃12程度のメイフライ・ダン!!　しかも周りを良く見渡すと、流れ込みからの筋に沿って、水面から次々とハッチしている!! 魚もこれに反応しているに違いない!!（捕まえて確認はしませんでしたが、時期、サイズ、色調、羽化形態等から考えて、オオクママダラカゲロウにほぼ間違いないと思います。違ったらごめんなさい。）
　で、それを意識した＃14クリップルパターンに結び変えて流しこむと、1回のドリフトに数回アタックがあるくらい反応が良い（?）のにフッキングしない…??　これはもしや……
　数投目、やっとの思いでフッキングさせたそいつに、｢パーマーク｣はありませんでした。（“ウ”でした、とほほ）
　だけどこの虫が出てるということは、瀬を釣り上がった方が確率が高いのかも。しかし上流からの強風でキャストが難しい…ええい！風裏の多い津谷川へ転戦だ!!
　で、また例のプールで、例のごとくライズ発見!! しかし目立った虫は出ていないので、今回は最初から＃18スパークルダンを流したら、あっさり決着がつきました。（これもネットからスルリ、で写真なし。）
　で、その後前回と同じように上流の瀬をドライで釣り上がってみましたが、前日の雨で若干増水していてフライをうまく流すのが難しく、一尾もランディングまで持ち込めませんでした。
　でも反応はかなりあった。明日に期待!!

　今日は妻と娘を妻の実家まで送りながらの釣行｡最初は大原の町より少し上流の砂鉄川に入渓。ちなみにこのポイントはお弁当を広げるのにも良い場所です。
　12時頃になって、すぐ下のプールでライズを発見。目に付いたカワゲラを意識して＃18の黒いCDCカディス（ボディハックルつき）を流したら、割とあっさり出てくれました。とっても小さなヤマメが…（写真はありません。）
　その後同じようなパターンで何尾か掛けましたが、出るのはみんな同じようなサイズばかりなので、場所を替えることに。
　妻と娘を実家に送り届けた後、すぐ近くの津谷川へと入渓。この川は岩手県室根村から妻の実家のある宮城県本吉町へと流れて太平洋に注ぐ小さな川です。ヤマメのアベレージサイズもあまり大きくなく、遠方からわざわざ釣りのために行くような川ではありませんが、解禁当初からライズの釣りが出来るので、私にとっては特別な川です。（典型的な里の小渓なので夏場はあまり良くありません。）
　で、すでに午後3時を回っていたので、過去に実績のあるプールに直行すると、やっぱりやってました!　しかし、特に目立つ流下物もなく、ユスリカアダルトを意識したハックルパターンには反応が悪い。そこで＃18CDCダンを流したら、ようやく食べてくれました。う〜ん、さすがにプールでライズしてるやつは一筋縄では行かない。
　これがけっこういいサイズのヤマメ（津谷川にしては）で、写真に収めようと思ったら…逃げられてしまいました。
　その後、試しに上流の瀬を100mくらい＃16ガガンボパラシュートで釣り上がってみたら、写真のようなコッパヤマメがなんと5つほども飛び出しました。
　オイオイ、まだ3月だぞ?　勝手に小さい虫を食ってると決め付けていたのは失敗だったか?　これは今度の週末が楽しみ♪

　リンク先の､Gyoshinさん､Saigohさん､Fishboneさんとの釣行。
　入渓早々､Gyoshinさんがドライでヤマメをかけます（さすが！）が､なかなか後が続かない。何せ風が強く､ライズはほとんど見られない。水温は8〜9℃あり､ドライにもっと反応があっても良さそうな状況なんですが､強風で前日よりも水温が下がり､活性が下がっているんでしょうか？
　皆さん早々にルースニングに切り替え､それなりに結果を出しているご様子。しかし､ライズが気になる私は、ドライにこだわるあまりこの時点で釣果ゼロ。今日もだめか､と思い入渓地点に戻ってみると・・・
　すぐ上流の岸よりの緩い流れで､コカゲロウにライズするヤマメを発見!!　こいつはなんとしても取らなければ!!
　しかし、ダンパターンを数投しても無視。意外とスレている？最後の手段､今年の新作マル秘パターンを流れの筋に乗せると…　出ました！型はそれなりですが､尻尾の朱色がきれいなヤマメです!!
　結局今日はこの一尾だけ。風が強くて寒かったけど､ライズを取れたので大満足!!
　皆さんまたご一緒しましょうね!

　気仙に行く途中に早瀬を覗いてみたら､ユスリカがけっこう出ている。これはライズするかも､と思ってプールをしばらく眺めていた。が、昼まで待っても何も起こらないので､あきらめて気仙上流部に移動。
　うわさ通り釣り人は多いが､たまたま誰もいないプールを覗いてみたら､コッパヤマメの群れが見えるじゃありませんか!!　しかも水面直下に定位して､時々ライズしています。
　｢これはいただき！」と下流から回り込み､ミッジパターンをあれこれ試してみるが､いまいち反応が悪い。サイズか？色か？浮き方か？流し方か？…
　結局6回くらいフライに出て､2回フッキングして､ランディングできたのは0。…顔洗って出直してきます。

　今日は本当は沿岸方面へ行く予定だったが､カミさんが体調（機嫌？）を崩してしまい遠征を断念。（ご一緒する予定だった皆さん､ごめんなさい。）　昼前には回復したので､近場でライズが期待できそうな達曽部を覗きにいってみた。
　しかし前夜からの雨の影響か若干増水気味で､達曽部ではハッチもライズもなく､ニンフで探ってみても反応がない。
　岳に戻り、同じく何箇所かニンフで探ってみたものの、やはり反応がない。おそらく水温が低下して活性が下がっているんだと思う。今日はだめかな？
　夕方町裏を覗いてみたら､散発ながらようやくライズを発見。ミッジパターンを流してみたら何回かは出てくれたが､ドラッグがかかっているんでしょう､フッキングまでは至らず､結局一尾もランディング出来ずに終わりました。
　・・・まだまだ修行が足りんな。

　解禁日の喧騒も過ぎ去り、やっと自分のペースで釣りが出来そう。やっぱり平日はいいなぁ！！
　去年悔しい思いをした南高裏の橋の上流側を覗いて見たら、思ったより水が少なくライズも見えない。で、下流に回ってみると・・・　やってました！今年初めて見るまともなライズ！！もう心臓バクバク！！
　で、流芯から＃20パラシュートに飛び出してきたのは、ぎんぴかのヒカリちゃんでした。ま、普通なら写真撮らないサイズですけど、記念すべき’02年の1尾目（ハヤはノーカウント）ということでモデルになっていただきました。どうです？“春”そのものって感じでしょ？
　しかし、その後周辺を探ってみたものの、このサイズばかりのようで全然フッキングしないので、場所を替えることに。
　上流に車を走らせると国道から大きな堰堤が見えたので、少し上流の駐車スペースに車をとめ、護岸を下りてプールの流れ込みまでてくてく歩いていってみると・・・やってるやってる！ライズも周期的で、しかも一尾や二尾ではない！しかも！！ここには他に誰もいない！
　ただ、フラットに見えた流れはけっこう複雑で、ダウン〜ダウンクロスのアプローチではバラシも多く、けっこう難しかった。で、最終的にランディングできたのは二尾だけでしたが、やっぱりライズを前にして「ああでもない、こうでもない」と色々なアプローチを考えるのは最高に楽しい！！
　これでやっと解禁だ〜！！

　実質解禁日となった人も多かったんでしょう、町裏は釣り人がいっぱいでした。
　少し上流でOFFの皆さんの姿を見つけお尋ねしたところ、前日は吹雪の中ユスリカのまとまったハッチがあり、けっこう楽しめたとのこと。しかし今日は・・・
　後で聞いたら、夕方にかけてハッチがあってけっこう楽しめた、とのこと。つくづくついてない・・・

　やはり有名河川の解禁日はすごい人出。ひっきりなしに川原＆水中を人が歩くので、魚もビビって沈んでしまった？それでも、少ないライズをきっちり物にする啓司さんやOFFの秀男さん、さすがです。
　私も何とかしなくてはと思いつつ、ライズにこだわりつづけた結果、ほとんど流れのないプールでやっと見つけたシブ〜いライズ、0.2号ティペット＆＃24（たぶん）ミッジピューパでしとめたそいつは、なんと“ハヤ”でした。パーマーク、付いてた様に見えたんだけどなぁ。こいつぁ春から縁起がいいや・・・

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