2003年3月1日(土)

場所時間帯天候ハッチ・流下
岳川10〜15時頃晴のち曇り
(おだやか)
ユスリカ.クロカワゲラ(流下未確認)
 
 解禁日一週間前のイーハトーヴ釣具店での会話。
Sawase 「解禁日、あんまり遠出できないんで岳川行こうと思ってるんですけど、今年はどうです?」
啓司さん 「(ニヤッと笑って)・・・バンバンライズしてらよ。こないだ沿岸の川見て回ってきたけど全然ライズなくてさ。かえってこっちの川のほうがライズあるよ。」 
Sawase 「マジで?!どのへん?」
啓司さん 「たぶん俺達は○○橋の上あたりにずらっと並んでっから、よかったら来ればいい。」
Sawase 「行きます行きます!
 
 その後一週間、頭の中を啓司さんの「バンバンライズしてらよ・・・」という声が駆け巡り、毎日ニヤニヤしながらミッジを巻きまくったのであった・・・。
 
 というわけで、“遠足前日の子ども”状態で寝不足のまま迎えた解禁日。やって来ました岳川へ!駐車場に着くと、啓司さんや大迫フライフィッシャーズの皆さんがちょうど支度を終えて川に下りるところ。急いでウェーダーを履き、今日が魂入れとなるラミグラスの7’7”に#3ラインをセットして後に続きます。
 水面を見ると・・・  おお!ライズ!ライズ!ライズ!上流の瀬から続く流れが弱くなるあたりでは、複数の魚がホントにバンバンライズしてます!そのあたりに入った皆さんは、すでに今シーズンの初ヤマメを手にしている模様。
みんな並んで。これも早春のミッジングならでは。
サイズは大きくてもこれくらい。でも嬉しい。
 さっそく皆さんの列の加えてもらい下流側に入りましたが、その辺は流れがゆるすぎるのかライズが少ない。散発ながら一定の場所でライズしているやつに狙いを絞り、とりあえずパラシュートミッジを結んで今シーズンのファーストキャスト!いい感じでフライが流れに同化して・・・「ピシャッ!」 よしっ、あれ?乗らない。まあ、ひさしぶりだからな(汗)。気を取り直して2投目。「ピシャッ!」・・・やっぱり乗らない(;^_^A。ドラックがかかってるのかな?よし次はこれ以上ないってくらい丁寧にドリフトしちゃる!
 3投目。ようやく水面が弾け、ロッドを立てると竿先がククー、クク-とお辞儀をした(by村○久)。あれ、ずいぶん軽いな?・・・手元に寄ってきたのは、なんと10センチもないチビッこヤマメでした。(^^ゞ でもま、去年の一匹目はハヤだったから、それよりは良いか。
上のヤマメのストマック。左の拡大写真。右下の二つがシャック付のユスリカイマージャー。
 その後は流れ込み付近に入らせてもらいましたが、そこはもうほとんど入れ食い状態。ヒカリも結構混じっています。
 さすがに午後には少しシビアになり、18番のパラシュートでは反応が悪くなりましたが、それでも20番程度のスペントパターンをきれいにドリフトさせてやれば、ヤマメ達はしっかりと反応してくれます。今シーズン、次はいつ釣りに行けるかわからないので、この機会に釣り貯め(?)しておこうと、夢中になって釣りつづけました。
 魚のサイズは上の写真ぐらいが上限でしたが、やっぱり狙ったライズをドライフライでしとめる瞬間にはたまらないものがありますね。やっぱりライズの釣りは楽しいなぁ!
山はまだ真っ白。
 それにしても、今シーズンは、啓司さんや大迫フライフィッシャーズの皆さんのお陰ですばらしい解禁日を過ごすことができました。m(_ _)m
 これで、しばらくの間は釣りに行けないのも我慢・・・できるわけないよなぁ、やっぱし。ああ、早く釣りに行きてぇ!
 

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